#57★CDG Terminal1

はー…

いいんだ、うん、いいんだ。

日本に帰っても、フランスに思いを馳せることはいくらでもできる。

またすぐに来ればいい。

フランスは、逃げませんから。

言葉が見つからない。
この場を離れるのが、寂し過ぎて。

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いくら免税されても、貧乏マダムの器じゃ買えないブランド化粧水。
お試しコーナーにあったので、搭乗前の水分補給。

うわー、めっちゃツヤツヤしてきたー

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ターミナル1は、なんだか寂しいよな。

黄ばんだ壁に、薄暗い照明…

外はまだ明るいはずなのに、日が差す場所が少なく、哀愁の念を倍増させる。

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手荷物チェックもスルーし、日本人だらけの搭乗口で時間つぶし。

手元の残金、7ユーロ。

今回はきれいに使ったもんだねー。

お水を買いに立ち寄ったキヨスクで、店員にくどかれる。
物好きもいるもんだ。

「なんてキレイなマドモワゼル。一緒に写真を撮らせてくれないかい?」

えへへへ。

悪い気はしませんな。

「おい、この美しいマドモワゼルと、写真撮ってよ!」

隣の免税店の店員さんが撮影係。

え??

あ、私のカメラで撮るんですか。
あ、はい。。。

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「はい、これプレゼント。」

たくさん並んだエッフェル塔の置き物の中から無作為に一つ取り、差し出してきた彼。

あは、あは、ありがとうっ

申し訳なくって、2ユーロのペピーノを2箱購入。

わーい。エッフェル塔コレクションが増えたー★

ベンチに座り、荷物の中に入れていると…

「ねーねー、そこのお店でもらっちゃった!」

若いキレイなお姉ちゃんが、同じエッフェル塔を手にしていた。

…商売上手だったのな。

出発ロビーからは、私を日本へ連れ戻させる機体が見えました。

ため息が止まりません。

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出発まで小一時間程あったので、2ユーロでインターネットをしてみる。

あの草食男子が、逮捕?

なにゆえーーーーーー??

逮捕劇の一部始終を追っていたら、あっという間に2ユーロ分を消化。

残金1ユーロ。水も買えやしない。

マッサージチェアが誘惑してきましたが、いや、ごめん。本当にお金ないんすよ。
誘う相手を間違ったね。

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そして搭乗。

GW前だというのに、満席です。

さすがは日系。見事に日本人ばっかりです。

フランスモードは、そこにはもうありません。

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上空から最後の景色を拝もう。